ホームへ戻る

palrozen rogo



作品への想い

私が羊毛フェルトに出会ったのは、家族として一緒に暮らしていた最愛の犬と猫を立て続けに亡くし、ペットロスになってしまった時でした。
かけがえのない存在でした。寂しさのあまり、オークションでぬいぐるみを買いあさっていました。

そんな時、ふと目に止まったのが羊毛フェルト。
はじめて聞くハンドメイドでした。
とってもリアルで、それでいて、手に取ると温かみのある作品に心があったかくなりました。
素敵だなぁ。こんな作品を自分でも作ってみたいなと思いました。

思い立ったらすぐ実行で(笑)
羊毛フェルトの本を購入し、フェルティングニードルや必要な材料をそろえ、見よう見まねでプードルちゃんを作りました。
今も大事に取っていますが、とてもお見せできるものじゃなく(吹き出してしまいます^^;)
でも、作品第1号♪とっても大事な作品ですので、お気に入りの箱にしまっています(*^-')b
時々、箱から出しては初心に返っています。
あの頃の熱意をいつまでも忘れないためにも^^

羊毛フェルトを始めた頃、作品はオークションに出品していました。
そのうちにオーダーをいただくようになり、今では数年待ちという事態に(^-^;)
オーナー様には大変申し訳なく、そして本当に有難いと思っています。
もっと手早く作れば良いのでしょうけど、自分が納得いくまで何度も何度も試行錯誤の繰り返しです。
決して手を抜いたりしません。
うまく表現できなくて泣きそうになることもしばしばですが・・・・
催促もせず首を長くして待っててくださるオーナー様のためにも、少しでも喜んでいただけるような作品作りに日々頑張っています。

「これで完璧!」って思ってても、もっとこうしたい、もっとこうすれば良かったと 反省の毎日です。
“これでよし”って思ったらもうそこでストップしてしまいますもの。
作品作りは自分との戦いですね。
その時の感情がそのまま作品に表れてしまうので、ベストコンディションでない時は制作をお休みします。
できるだけ早くお届けしたい気持ちはありますが、やはり、オーナー様には少しでも良い作品をお届けしたいと思っています。

お星様になってしまったペットへの想いなどメールを拝見してますと、胸に込み上げてくるものがあります。
私もそうだったからお気持ちがよく分かります。
Pal Rozenの作品を手にしたオーナー様の喜ぶ顔を想像しながら今日も写真とにらめっこで頑張ります(o^-^o)


作家プロフィール
 しのはらまゆみ
 福岡市在住
 2006年 羊毛フェルトに出会う
 2008年 会社を辞め羊毛フェルト作家として活動



「Pal Rozen」は永遠の愛犬Rozen(ローゼン)の名からつけました。






inserted by FC2 system